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【保ビ研レポート】

保障ビジネスをしている人の勉強用のレポートです。全文を読むことができます。印刷することもできます。保険セールスのヒントが見つかるかも…。

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 このレポートでは「介護保障のニーズ喚起話法」についてご紹介しています。


●介護問題は誰にでも起こる可能性のある大きな問題

 『介護問題』は多くの人にとって、人生の大きなリスクになり得る問題です。
 介護は、「介護される側」と「介護する側」、双方にとっての大きな問題です。介護退職者(介護をするために退職する人)も年々増加しています。

 日本は今、世界一のスピードで「高齢化」が進んでいます。ということは「介護される側」の人数が急増していくということです。そして「少子化」も進んでいます。ということは「介護する側」の人数が減っていくということです。一人っ子同士の結婚では1組の夫婦に4人の親の老後がのしかかってきます。かりに、順番に1人が5年ずつ介護状態になったら、20年という長い年月の介護が1組の夫婦の肩にのしかかることになります。しかも、その夫婦は自分たちの子供も育てながら介護しなければならないのです。

 「介護」のスタートは、親の「脳梗塞」や「心筋梗塞」などによって、ある日突然降りかかって来ることも多く、その時「介護する側」は、まだまだ子供に教育費がかかり、住宅ローンを抱えている時期であることも多いのです。1人の親が倒れると、その介護で、もう片方の親も健康を害する、いわゆる「介護疲れ」で倒れるケースも多く、一旦「介護」が始まると10年以上になることも多く、順番に親の介護をしているうちに、自分や自分の配偶者も介護される年令になってしまいます。80代90代の親を60代70代の子供が看る「老老介護」も増えています。

 「介護問題」は、今後ますます、多くの人に、直接的、間接的に降りかかってきます。多くの人が、他人事では済まされない時代になってきます。ですから、私たち生保セールス担当者も、「介護」について、しっかりとした自分の見解や、プランニング案を持っておくべきではないでしょうか。

 当研究所でも「介護保障」の訴求ポイントを研究しています。けれど「介護問題」は幅が広く、奥も深いので、まだまだ訴求ポイントを出し切れていませんが、話法を組み立てる時の参考になればと思い、いくつかのフレーズをご紹介します。


●「介護の大変さ」についての話法のヒント

・介護の大変さは「終わりが分からない」ことだそうです。介護について「人は死ぬ前に、生まれた時の状況に戻るのだ」と言われることもあり、育児になぞらえて説明することもありますが、世話をする内容は似ていても、身体は大人ですから大変です。ですが、それ以上に育児と違うのは、「終わりが分からない」ことだといわれます。終わりが分かっていれば、そこまで頑張れますが、いつまで続くか分からない、しかも、状況がますます悪くなる可能性は高いけれど、良くなる可能性は少ない、それが介護を一層大変なものにしているようです。

・介護は、物理的な大変さや経済的な大変さに加えて、精神的な辛さが伴うそうです。親や配偶者が動けなくなったり、痴呆になったりした姿を見るというのは、頭では理解できても心情的にかなり辛いようです。

・一番大変なのは、看護する人が過労で次々とバテてしまうことのようです。「介護疲れ」です。しかも、その後遺症がずっと続くケースも多いようです。例えば、介護による過労で目を悪くして、その後、手術しても視力が戻らなかったとか、過労とストレスで軽い脳梗塞になって、その後、口が不自由になってしまったとか…。

・介護される人と介護する人が同居していればまだ良いのですが、離れていた場合はまた大変なようです。特に遠距離の場合は、毎回多額の交通費がかかり、時間がかかり、体力がかかります。そして、いざという時に間にあわなかったり…。離れて暮らしている田舎の親が倒れた場合、結局、子供が家を売って介護のために田舎に帰ることになる人も多いようです。

・介護を巡る親族同士のもめ事も、大きな「介護問題」のようです。親の介護を子供がする場合、子供が3人いればその配偶者を入れた6人で、意見を調整することになります。それぞれの家庭の経済状態も違えば、家庭環境や仕事環境も違います。物理的な距離も違えば、考え方や慣習も違います。どの家庭にとっても「介護」は大きな負担となりますから、もめ事に発展するケースが多いようです。


●「介護状態になる確率」についての話法のヒント

・厚生省の予測データによれば
(厚生労働省「今後急激に増える寝たきりや痴呆の高齢者」/2006.11.28現在)

 2000年には
寝たきりの高齢者数…120万人
要介護の痴呆の高齢者数…20万人
虚弱の高齢者数…130万人
合計…270万人

 2010年には
寝たきりの高齢者数…170万人
要介護の痴呆の高齢者数…30万人
虚弱の高齢者数…190万人
合計…390万人

 2025年には
寝たきりの高齢者数…230万人
要介護の痴呆の高齢者数…40万人
虚弱の高齢者数…260万人
合計…530万人
・・・になるそうです。
 日本は今、世界一のスピードで「高齢化」が進んでいます。そして「少子化」も進んでいますから、自分の親の介護のこと、そして自分自身や自分の配偶者の介護のことを考えると、誰もが他人事では済ませられない時代になってきています。


●「日本の介護事情」についての話法のヒント

・アメリカやヨーロッパは老人や障害者に対する国の体制が整っていて、よく外国から帰国した障害者の人が「日本に帰国するまでは天国だった」と言うそうです。日本は福祉という点ではまだまだのようです。日本では、まだまだ家族に頼っているのが現実のようです。

・福祉などの社会保障がしっかりしている国は、当然のことながら税金が高いようです。デンマークやスウェーデンなどは「誰がどこで倒れても大丈夫」と言われますが、その代わり税金はとても高くて、所得税はほとんどの人が50%以上、消費税も20%以上だそうです。結局「介護」にはどうしたってお金がかかるわけですから、高い税金を払って国にやってもらうか、税金が安い代わりに自分で備えるか、のどちらかですね。

・介護の最大の壁は、やはりお金の問題だそうです。介護がお金次第だというのは悲しいけれどそれが現実のようです。金銭的に余裕がある人ほど良い介護が受けられるのが、日本の現実なのです。


●「介護に対する考え方」についての話法のヒント

・実は介護される親も辛いのだそうです。子供が自分たちの為に仕事を休んだり辞めてしまったり、また自分たちの介護のために引っ越してきたり、子供が介護に力を入れれば入れるほど、親の心境としては、嬉しい反面、辛いことでもあるそうで、「自分達のために子供の人生を犠牲にさせてしまった」という思いが働くようです。また、自分の介護を巡って、子供達(実際には子供の配偶者も加わるので子供の家庭同士)がもめるのを見るのが辛いそうです。親と子供、双方にとっての幸せは、「親が、子供達に依存しなくてすむ老後設計を真剣に考えることだ」と言われています。

・「介護」の実例は少し気をつけて耳を傾ければ、きっと身の回りに溢れています。それだけ身近な問題です。さまざまなケースがあり、対応策もそれぞれだと思います。けれど経済的な準備は外せないプランだと思います。お金で全ては解決できませんが、お金で解決できる部分もかなりあります。人生の最後の部分で、より良い日々を過ごしてもらうために、介護保障のプランも一度真剣に検討したいものです。

*****

 まだまだ、介護保障の切り口はあると思いますが、訴求力の高いトーク作りに役立てていただければと思います。


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2008.09.03 | トーク力をつける | トラックバック(0) | コメント(-) |

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