【保ビ研レポート】

保障ビジネスをしている人の勉強用のレポートです。全文を読むことができます。印刷することもできます。保険セールスのヒントが見つかるかも…。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
 このレポートでは「ハンコ代としての終身保険をご検討下さい」という話法例をご紹介しています。

【話法例】

●「誰に、何を、どのくらい残したいのか」を考えてみる

 財産がたくさんあって、相続税がかかるような方の相続対策は大変です。結局は、税金対策になりますから、専門知識も必要ですし、節税テクニックも必要です。「国は税金をたくさん納めて欲しい」ですし、相続人は「できるだけ税金を納めたくない」わけですから、税法をよく研究して税務署と攻防戦をするようなイメージがあります。

 資産家や事業家の方の相続対策は、高度なテクニックも使いますので、一般の人からすると「相続対策」と聞くと、すごく大変で難しいことのように感じます。

 でも、相続税がかからないような普通の人の相続対策は、そんなに難しくて複雑なものではありません。相続税がかからない人の相続対策は、「税金対策」ではなくて、主に「もめない対策」です。つまり「それほど多くはない財産を、どう分けるか」「どう分けたら、みんなが仲良く幸せでいられるか」という対策ですから、税務署が相手ではなく、親族間(親と子)の問題です。ですから、テクニックはそれほど難しくはありません。ですが、こちらは「想い」や「気遣い」、「配慮」などといった、気持ち的なことが、とても大切になってきます。

 「もめない対策」の第一歩は、まず、「本人(財産を残す人)が、どうしたいのか」を考えることです。
 「遺産の分割で、もめる」というのは、財産の持ち主がいなくなった後で、もらう人間同士が、その分け前について話し合うのですから、考えてみればうまくいくはずがありません。ですから、まず、財産の持ち主である本人が、どのようにしたいかを考えることが、もめごと防止の第一歩です。

 お子さまは、何人ですか?
 奥様とは、おいくつ年が離れていますか?

 まず奥様には、ご主人がいなくなった時に、何を残してあげたいですか?
 一般的に女性の方が長生きですから、奥様が何年か年下の場合は、10年以上も1人の老後を生きていかなければならない場合も多いのですが、その奥様に何を残してあげたいですか?

 次に、お子さま達には、それぞれ、何を、どのくらい残してあげたいですか?
 お子さま達のそれぞれの状況を考えて、何を、どれくらいずつ残すことが、一番お子さま達のためになると思いますか?

 まず、誰に、何を、どのくらい残してあげたいのか、自分の気持ちを確認してみてください。


●「ハンコ代」を検討してください

 相続までには、まだまだ十分に、たっぷりと時間がありますので、「どうすることが、最も円満に収まることなのか」「どうすることが、残される家族にとって一番良いことなのか」を、じっくりとお考えいただけば良いと思うのですが、ひとつだけご提案と言いますか、お願いに近いものがあります。それは、「ハンコ代を用意する」ということを、頭に置いておいて欲しいと思います。

 「ハンコ代」と言いますのは…、
 相続が始まりますと、残された者たちが、誰が、何を、どのくらいもらうのかを話し合います。これを「遺産分割協議」と言いますが、この話し合いが終わって、それぞれの相続人が納得したら「遺産分割協議書」に実印を押します。

 相続財産の中には分けられないものや、分けない方が良いものもありますし、また、平等に分けられるわけでもありませんので、もらう財産に大きな差が出た場合などには、少なくもらう人が、多少の現金をもらうことで納得して、「遺産分割協議書」にハンコを押すことが多く、この現金のことを、俗に「ハンコ代」と言います。

 例えば、財産と言えるものが、住んでいる家と土地、そして多少の預貯金だったとします。家を継いだ子供が、そのままその家に住み続けられるために家を相続するとすれば、他の子供には残すものがなかったりします。そういった場合にも「ハンコ代」を考えておけば、もめにくくなります。


●「ハンコ代」を終身保険で準備する

 そして、この「ハンコ代」なのですが、「終身保険」で準備するのが良いと思いますので、併わせてご検討いただけたらと思います。

 …保険を扱っている人間が「保険を活用すると良いですよ」と言いますと、手前みそに聞こえるかもしれませんが、そういう、ひいき目をなくしても、本当に保険を活用すると良い方法だと思います。

 まず、掛金よりも多くの金額を残せます。
 例えば、300万円の死亡保障の終身保険に一時払いで加入する場合、掛金は300万円より安くなります。どのくらい安いのかは、加入した時の年齢によって違いまして、年齢が若いほど安くなります。

 そして、残したい人に、残したい金額を、確実に残すことができます。
 生命保険は、保険金額を決め、受取人を指定して申し込みます。契約が成立すればその日から保障されますから、その後の経済状況や運用状況に気を使う必要はありません。

 さらに、死亡保険金は、法定相続人(一般的に妻と子)一人につき500万円までは、相続税が非課税になりますので、相続税がかかるようになった場合は、節税にもなります。

 また、もし途中でお金が必要なったときなどには、貸付をすることもできますし、減額や解約をすることもできます。途中で受取人を変更することもできます。

 実は、生命保険は活用の仕方次第で、相続にはとても役に立つものなのです。その大きな理由としては、相続というのは人が亡くなったときに発生して、生命保険という金融商品は人が亡くなったときに現金が支払われる商品だから、活用の仕方で役に立つのです。ですから、昔から生命保険は相続対策として、いろいろと活用されてきました。


●相続は「親の愛情の形見分け」

 遺産の分割でいったんもめますと、表面的には解決したと思われても、心の中にしこりが残ります。肉親だからこそ、心に深く、重いしこりが残ってしまうのかもしれません。

 相続は、表面上は「財産分け」ですが、心情的には「親の愛情の形見分け」のような要素があると言われています。気持ちの問題が大きく反映してきます。

 例えば、別居している弟の気持ちとして…、
 「兄貴が家を継いで、両親の面倒をみて、親戚付き合いもしてくれたのだから、それはありがたいと思っている。だけど、兄貴がほとんどの財産を受け継いで、自分にはこれだけ…、というのには納得がいかない。自分だって父さんの子なんだ。父さんだって、こんなことを望んでいなかったはずだ」などという思いがあるのかもしれません。

 そうなりますと、昔からの思いや気持ちも、表面に出てきます。
 「子供の頃から、いつだって兄貴の方がいい思いをして来た。学校だって、結婚の時だって、子供が生まれた時だって…、兄貴の方が親からいろいろしてもらっている。大体、兄貴は家を継ぐのも大変だと言うけど、家賃を払ったことなんてないじゃないか、住宅ローンの大変さなんて知らないじゃないか、家賃も住宅ローンも払わず、ずっと家に住んで来れたんじゃないか、子供の教育費だって、何やかやと出してもらっていたじゃないか…」などと、なるかもしれません。

 でも、兄の方からすれば、また違う思いがあるのかもしれません。
 例えば、
 「弟はいつだって、自由に好きなことをやって来れた。自分には、いつでも家のことが頭にあった。就職だって地元を選び、結婚を考えるときだって、いつでも両親と同居という条件が付いて回った。親の介護がどれだけ大変か…、たまに帰って来た時だけいい顔をするのは簡単だが、それが毎日で、ずっと続くということがどういうことか、これはやった者にしか分からない…」などと、思っているかもしれません。

 結局、人は、自分がしていない経験や想いを、本当に察することはできないのだと思います。遺産分割の場面で実際に交わされる言葉の裏には、口に出さない、口に出せない思いがたくさんあるのだと思います。そういう思いが「もめごと」の背景にはあるのだと思います。

 でも、きっと親は、どの子もかわいく、どの子も大切に思っているのだと思います。
 ですから、子供達がみんな「親の愛」を感じられるような配慮をして欲しい、親の気持ちを形にして欲しいと、心から思うのです。

───────────・───────────・───────────

 ご紹介したのは「話法例」ですので、ご自由に組み立てなおしてお使い下さい。


レポートの紹介文を見る

───────────────────────
<著作権・使用権等について>
※著作権は[保険ビジネス研究所]に帰属します。転売、転載はできません。
※個人のご使用に関しては自由ですが、組織的にご使用の場合はご一報下さい。
※ご使用上で生じた損害については一切責任を負いませんのでご了承下さい。
※内容の一部変更加工等については、別途加工料をいただいてお受け致します。
お問い合わせは、info2@hobiken.co.jp

2008.12.18 | トーク力をつける | トラックバック(0) | コメント(-) |

トラックバックURL↓
http://hobikenreport.blog110.fc2.com/tb.php/150-7cbeeb23

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。