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【保ビ研レポート】

保障ビジネスをしている人の勉強用のレポートです。全文を読むことができます。印刷することもできます。保険セールスのヒントが見つかるかも…。

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 このレポートでは「50代で末子が就職した方に金融資産の整理を勧める」話法例をご紹介しています。


【話法例】

●末の子の就職は、親の人生の大転機です

 人生設計の考え方に、人生を次のように4つのステージに分ける考え方があります。

 まず、第1ステージは、親の子供として生まれ、親に育ててもらう時期です。

 次の、第2ステージは、就職をして自分の給料で自分の生活を支え、その後、結婚し子供を持ったら、自分の給料で家族を支える時期です。

 そして、第3ステージは、その子供が就職して、子供は自分の給料で食べていけるようになったので、子供の扶養が終わり、自分の人生を生きることができる時期です。

 続く、第4ステージは、年とともに体が弱り自分のことを自分でできなくなったり、または大病をして寝たきりになってしまう、つまり介護状態になり、誰かに面倒をみてもらう時期です。

 欧米では、これを、1st(ファースト)エイジ、2nd(セカンド)エイジ、3rd(サード)エイジ、4th(フォース)エイジなどと言い、特に第3の時期「サードエイジ」という言葉は、熟年層を指す言葉として広く使われているそうです。日本でも、この頃ですが、「サードエイジ」という言葉を耳にするようになりました。

 この「サードエイジ」を説明する言葉に、「なるほどなぁ~」と深く感じて言葉があるのですが、それは「幸せな人生とは、第3のステージをいかに充実したものにすることができるか、そして第4ステージをいかに短くすることができるかだ」という言葉です。また「第4ステージは、第3のステージの過ごし方いかんだ」とも言われています。
 もう少し説明しますと…


●末の子の就職を区切りにできないと、自分の人生をスタートできない

 この4つのステージの区切りの中で、一番はっきりとしない、自分で決めて自分でスタートボタンを押さなければならないのが、第3のステージ「サードエイジ」だと言われます。

 子供は就職はしても、親から見るとまだまだ未熟に見えて、とても自立したとは思えない。だから、ついつい何かと手を貸したくなって、なかなか子離れができない。子供も親離れができない。そんな状況を引きずってしまいがちだと言うのです。

 自然界の鳥や動物をイメージしたほうが、分かりやすいかもしれません。
 例えば、鳥は、卵からかえってヒナの間は自分で飛ぶことができませんから、自分でエサをとることができません。ですから、巣の中で親がエサを運んで来てくれるのを待っています。鳥のヒナはエサを運んできてくれる親がいなくては生きていけません。もし、親鳥がエサを取りに行った途中で、外敵に襲われて死んでしまえば、巣の中のヒナも死んでしまいます。
 そのヒナが自分で飛べるようになれば、巣立ち、自分でエサをとりますから、もう親鳥はヒナにエサは与えることはしません。

 子供が就職してからも親がいろいろやってあげるというのは、鳥のヒナが自分で飛べるようになったのに、親鳥にはまだエサをあげる体力も愛情もあるので、ついついエサを与えてしまうということです。本当は、これから自分たちが年老いてエサをとれなくなった時のために、蓄えておかなければならないエサのはずなのに、それを子供達に与えてしまっているということです。
 人間は生き物の中ではきっと、一番「心」というものが発達していて、愛情が深いので、なかなか子離れができないのでしょう。

 また、子供を育てることは大きなエネルギーが必要ですから、そのエネルギーは「もう必要ない」と言われると、自分の人生が燃え尽きてしまうような、終わってしまうような感覚もあって、子離れできないのかもしれません。

 また、それまで長い間、あまりにも子供中心の生活をしてきたので、子供を外した生活を考えると、自分の居場所がないような感覚になって、子離れできないのかもしれません。

 親のほうで子離れしたくないのかもしれません。

 人間も自然界に生きる動物の1つの種ですから、子孫繁栄、子供に命をつなぐという意味では、子育てが終われば、人生の「終わり」であっても、「燃え尽き」であっても良いのかもしれませんが、人間の場合は、子育ての後に、自分の人生、「サードエイジ」があっても良いのではないでしょうか。親としての人生だけでなく、個人としての人生があっても良いのではないでしょうか。

 それにしても、人の巣立ちには何と時間のかかることでしょう。ゾウの平均寿命は70才ぐらいだと言われますが、ゾウは数年で立派な大人のゾウになります。
 人間の場合は高校卒業までに18年かかり、大学卒業までに22年かかり、この頃は「社会に出たくないから」という理由で大学院に進む子供も増えていて、そうなると巣立ちまで24年かかります。親にそれを支える経済力があるからなのでしょうが、昔だったら、武士は15才で元服しましたし、町民や農民も子供の頃から丁稚奉公に出たり、田畑に出て一人前に働いたのですから、それだけ今の世の中が、複雑で難しい社会になってしまったのでしょうか。そう考えると「どっちのほうが進化しているのだろう…」などと思ってしまいます。

 では、第3番目のステージ「サードエイジ」を始めるにあたって、最初に何をしたら、良いのでしょうか…


●より満足できる人生にするために金融資産も再構築する

 まず、第3番目のステージ「サードエイジ」で使えるお金は、どれだけあるのかを確認してみることが大切だと言われます。自分のための人生に使えるお金、軍資金がどれだけあるのか、つまり第3番目のステージを走るガソリンがどれだけあるのかを、確認することです。

 この時に大きな壁になるのが、将来への不安です。老後の不安です。お金を使ってしまって、「もし、病気になったら…」「老後の生活費が足りなくなったら…」「もし、介護状態になったら…」などが代表的な不安ですが、こういった将来の経済的なリスクに備えるのは、「保険」の得意分野です。

 ですから、保険は他の金融商品と違って、「人生設計用の金融商品」「一生涯のマネープラン」などと言われたりします。また、保険を扱う担当者を「ライフプランナー」とか「ライフアドバイザー」などと、呼んだりもします。

 例えば、生命保険を中心に、第3、第4ステージのマネープランを再構築してみますと、
(1)老後の生活費として、公的年金や退職金などで足りない分を「終身年金」に加入
(2)病気や事故に備えて、夫婦それぞれが「一生涯の医療保険」に加入
(3)介護状態になった時に備えて、夫婦それぞれが「一生涯の介護保険」に加入
(4)葬儀などの費用分として、夫婦それぞれが「終身保険」に加入
(5)子供にいくらかお金を残してあげたいなら、子供受け取りの「終身保険」に加入
(6)交通事故や自然災害に備えて「損害保険」に加入
(7)その他の緊急予備資金として普通預金にいくらか入れる
そうすれば、(8)残りは、すべて自分(と妻)の人生に使えます。

 持っているゴルフ会員権や不動産なども、今後使うものは残し、使わないと思われるものは処分も検討します。また、利殖目的で持っている金融資産も「何のために増やすのか」をもう一度考えて、「増やすために増やす」という、増やすことだけが目的のものは、使い道に応じたものに変えていくことも検討します。
 今お持ちのいろいろな資産は、「勧められて…」「利回りが魅力的だったから…」「何かあったときに困らないように…」「余裕資金ができたから投資しようと思って…」など、いろいろなきっかけがあったと思いますが、ここまで人生のキャリアを積み、子育ても終わったら、今後の人生にそんなに大きな「何か」、予想もできないような「何か」はないと思ってよい気がします。あるとしたら、病気やケガ、交通事故や自然災害です。それは保険である程度は備えられます。

 このように、金融資産の再構築を考えて、1つ1つの項目に具体的な金額を検討てみますと、人生設計が一歩進んだ気がしてきます。
 私は、このような話しをさせていただくとき、つくづく思うことがあります…


●一番避けたいこと

 これまで、仕事柄もいろいろな方の人生を垣間見させていただき、いろいろな方の考え方や思いをお聞きしたのですが、今私が「一番避けたいな」と思っていることは、定年後、引退後に、やることがない、生きがいがない、楽しみがない…、ような状況だけは避けたい、と思います。

 やることがない、生きがいがない、楽しみがない…、となりますと、やはり、病気にもかかりやすくなります。

 治って復帰しても、やることがない、生きがいがない、楽しみがないのですから、リハビリへの意欲が薄く、辛いリハビリを避けると、そのまま介護状態になっていくことも多いのです。

 介護状態というのは、寝たきりや自分の身の回りのことが自分でできない状態ですので、介護状態になってしまうと、さらに基本的な身体能力が落ちていきます。筋肉も弱りますし、運動機能や反射神経も衰えます。
 そうなりますと、配偶者や子供達に大きな迷惑をかけます。

 そして、家族や周りの人に「すまない」と思い、そんな自分を「情けない」と思い、「もう私の人生終わりだ」と、精神的にも弱くなってきます。

 定年前、引退前は、仕事がありますから、そこに自分の存在価値を見出すことができ、復帰の必要性もあります。でも、定年後、引退後は、自分で自分の存在価値や復帰の必要性を見つけなければならないのです。
 やることがあって、生き甲斐があって、毎日が楽しい、そういう定年後を作ることが、自分にとっても、配偶者にとっても、子供達にとっても幸せなことなのだと思います。

 もう1つ思うことがあります。あまりに子供を中心の生活、子供べったり、いつまでも子離れができない生活をしていきますと、子供も「親は自分のために人生を使ってくれた」と思います。だから親が弱った時は自分が面倒をみなければ…」となり、子供が自分の生活を犠牲にしてまで、親を看ようとします。
 私は、この構図は、親と子、どちらにとっても「幸せじゃない」ような気がします。

 それよりも、子供が就職した時に、「もうこれからは自分の足で歩いていきなさい。もちろん、何かあった時には、いつでも後ろにいるし、支えもするけど、それを当てにしないで自分の足で歩く覚悟を持ちなさい。若い時には失敗もするし、悔しい思いも、辛い思いもするだろうけど、それが自分を鍛えることになる、自分の将来を作っていく元になるんだから、大変でも頑張りなさい。君もやがて結婚し、子供を持つ親になっていくかもしれない、その時に家族を支えられるように、思い切り自分を鍛えなさい。私達も君の就職を機に、将来、君のお荷物にならないように、お母さんと2人で自分達のこれからの人生を歩き出そうと思っているから」…などと言って、きっぱり子離れ宣言をしてあげたほうが、子どもにとっても、よほど良いような気がします。

 子供に、人生の節目節目に、生き方や生き様を見せることも教育で、人生の先輩として、子供の応援団として、一番のエールになるような気がします。

 そして、それが自分の人生設計の「第3ステージ」のスタートの合図にもなります。
 第3ステージに向けての金融資産の再構築の検討を始めませんか、どのようにしたら良いと思われますか?

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 ご紹介したのは「話法例」ですので、ご自由に組み立てなおしてお使い下さい。


レポートの紹介文を見る

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2008.12.25 | トーク力をつける | トラックバック(0) | コメント(-) |

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